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宮古島の商品開発応援 PROJECT 2024  リゾートウェディンググッズ&アイデアコンテスト 結果発表1

2024/11/28

宮古島ウェディンググッズ・サービスアイディアコンテスト 結果報告書

宮古島商工会議所(沖縄県宮古島市、会頭:根路銘康史)は、宮古島市および(一社)沖縄リゾートウェディング協会と共催で、2024年8月1日から10月10日までの期間に、宮古島初となる「リゾートウェディンググッズ・アイデアコンテスト」を実施しました。

本コンテストは、宮古諸島特有の素材や文化を活かしたウェディング商品やサービスの開発を目的としており、持続可能な観光業の発展を目指しています。応募者は地元の製造業者やブライダル従事者、さらには高校生まで多岐にわたり、県外からも多数の応募がありました。審査員は10代から50代までの幅広い年齢層で構成され、審査基準には「地元リソースの活用」「サステナビリティ」「ストーリー性」「販売意欲」などが設定されました。最終的に、計43件の応募の中から優れた作品が選ばれました。

 
 

審査結果

審査員13名

部門 A 1位(宮古島市長賞)   
ギフト・グッズ部門(引き出物、プチギフト、ハンドメイド商品など) 

第一位
作品番号18:やさしいドレッシング 
野杉 華さま

■提案画像

 

■全体のストーリー

〇商品アイディアの開発の背景

・規格外野菜の有効活用

宮古島内でうまれた規格外野菜の更なる有効活用を期待できる。

すでにマンゴーやパパイヤなどのフルーツは、ピューレ等に加工したり、カットにて販売したりと工夫されているものを多く見かけるが、島ラッキョウやゴーヤ等の野菜については

まだまだ加工された状態での販売が少ないように感じる。

ドレッシングにすることで、太陽の光をたっぷりあびた栄養豊富な島野菜を余すことなく

堪能することできる。

・SDG への貢献

上記の規格外野菜の有効活用に加え、使用した食材の種が入ったシードペーパーを使用す

るとこで緑を増やし、二酸化炭素を減らすだけでなく、捨てられるはずの紙の再利用、植物

を育てる楽しみ等の付加価値を提供できる。

最新のシードペーパーを使用することで話題性もあり、「エコアイランド宮古島」の認知度

向上につながる。

・宮古島を身近に感じてもらう

ドレッシングという日常生活で使用する調味料にすることで、結婚式後も宮古島を身近に

感じて頂ける。

また、包装に使用したシードペーパーを活用し、島野菜やフルーツを育てることで、長期的

に「宮古島」という思い出の地が日常に溶け込むことができる。そのため再度宮古島に行こ

うと考えるきっかけづくりができ、将来的な経済効果も期待できる可能性が生まれる。

 

■提案の構成要素

1)提案を使用・利用する方(Who)
2)提案の利用・使用される時期、時間、タイミング(When )
3)提案の利用・使用される材料、サービス内容(What)

宮古島で生産されている規格外の島野菜やフルーツを使用したドレッシング。

包装には、該当のドレッシングに使用された食材の種が入ったシードペーパーを付け、

ゲストや新郎新婦のお住まいでも宮古島の味を楽しんでいただく。

ターゲットは宮古島にてリゾートウェディングを行うカップルや宮古島にゆかりのある新

郎新婦。結婚式に参列するゲストへ引出物や両親への記念品としてプレゼントしていただ

く。

ドレッシングに使用する食材は季節ごとに旬のフルーツや野菜を使用する

例)

6~8月 マンゴー

7~9月 パッションフルーツ

7~9月 ドラゴンフルーツ

7~8月 パイナップル

8~10 月 シークヮーサー

年中 パパイヤ

4)提案の利用・使用される場所

5)提案はどのように利用・使用・活用されるか
6)価格

1 個、3個セットで販売。

1個 900 円(仕入れ値:600 円)

3個 2500 円(仕入れ値:1700 円)

その他送料等手配手数料で 1500 円、利益 300 円/800 円

 

■部門 B 1位(宮古島商工会議所 会頭賞) 
ウェディングサービス部門(セレモニーやハネムーンのサービス、体験、食事サービスなど) 

第一位
作品番号29:記念植樹でつなぐ、宮古島とのゆいまーる
〜宮古島の風に育まれる、二人の愛の木  
大淵 あずさ さま

■提案画像

■全体のストーリー

結婚式の記念に、二人の名前を刻んだ苗木を宮古島に植える特別な体験を提供します。この植樹を通して、宮古島との深い絆を育み、二人の愛とともに木が成⻑していくという、永く記憶に残る思い出を作ります。

結婚式以降も、植樹した木をきっかけに宮古島を訪れてもらい、リピーターになってもらいます。

企画を考えた理由

入籍するにあたり、こだわりの強かった私たち夫婦は、他の人とは何か違うことをしたいなと考え、沖縄をイメージしたオリジナルの婚姻届を作成しました。

このように、差別化した特別感のあることを結婚式でやりたいカップルは他にも大勢いるのではと考え、この企画を提案しました。

 

■提案の構成要素

1)提案を使用・利用する方(Who)

自然を愛し、サステナブルな結婚式を希望するカップル。他の人とは違う特別なことをしたいと考えるカップル。

2)提案の利用・使用される時期、時間、タイミング(When )

結婚式当日

3)提案の利用・使用される材料、サービス内容(What)

結婚式の記念に、宮古島の地に苗木を植える

 

企画のゴール

❶新郎新婦にとって: 宮古島での結婚式を一生忘れられない思い出にし、宮古島への愛着を深めてもらい、将来的なリピーターになってもらう。

❷宮古島にとって: 結婚式という特別な機会を通じて、宮古島の自然や文化の魅力を発信し、観光客誘致につなげる。

❸社会全体にとって: 環境への意識を高め、サステナブルな社会の実現に貢献する。

宮古島の豊かな自然の中で、結婚式の記念に、二人の名前を刻んだ苗木を植樹する特別な体験を提供する。

この植樹では、単なる一度きりのイベントではなく、アフターフォローまでしていくことで宮古島との深い繋がりを生み出し、何度でも訪れたくなるきっかけとなることを目指す。

 

テーマ:宮古島の風に育まれる、二人の愛の木

コンセプト:結婚式という人生の特別な日に、宮古島の地に、二人の愛の木を植える。

この木は、二人の愛とともに成長し、宮古島という美しい自然の一部となる。

 

・植樹場所: 森林や公園など、植樹ができる自然豊かな宮古島市内など、自然豊かな場所で植樹を行う。

・記念プレート: 苗木に、二人の名前や挙式日、そして二人の想いを刻んだ記念プレートを取り付ける。

・アフターフォロー: 定期的に植木の成長状況を写真や動画で報告し、カップルに送る。

・記念品: 植樹の記念品として、オリジナルデザインの苗字の木製プレートや、地元の工芸品などを贈呈。

 

記念樹の品種候補

❶ガジュマル、ブーゲンビリア、デイゴなど宮古島の市木・市花を植える。

❷誕生花:カップルの記念となる誕生花や、挙式をした際の季節の花を植える。

※花を植えた場合は、ドライフラワーやフリーズフラワーにしてカップルに記念品としてプレゼント。

4)提案の利用・使用される場所

森林や公園など、植樹ができる自然豊かな宮古島市内

5)提案はどのように利用・使用・活用されるか

植樹場所:宮古島市内の森林や公園など記念プレート: 苗木に、二人の名前や挙式日、そして二人の想いを刻んだ記念プレートを取り付けます。

アフターフォロー: 定期的に植木の成⻑状況を写真や動画で報告し、カップルに送ります。

 

 

沖縄リゾートウェディング協会賞、スチューデント賞はこちらのページで紹介してます

 

 

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