9月の沖縄は8月より暑さがやわらぐものの、夏らしさはまだ健在。そして台風シーズンにもなりますので、屋外での観光やアクティビティの予定は、予備日をもうけるなどスケジュールに余裕を持って組んでおきましょう。台風の影響で飛行機や離島間を結ぶ高速船などが欠航することもあるので、お天気や運航情報は随時確認できるようにしておくとよいでしょう。9月の沖縄の楽しみ方3例をご紹介します。
1.伝統行事に触れる
9月は各地で伝統行事が盛んに行われます。琉球の歴史を色濃く残した伝統行事は日本であって、どこか他の国の行事に参加しているように感じられるでしょう。沖縄の“今”だけでなく“歴史”にも触れる旅へと出かけてみてはいかがでしょうか。
かつて琉球王国だった沖縄は、中国や日本、東南アジアの影響を受けながら、独自の文化をつくりあげてきました。その文化は琉球王国が滅びても、人々によって今でもしっかりと受け継がれています。
*真栄里大綱引き/糸満市 (例年9月中旬頃開催)
伝統行事を守り伝えるため、糸満市のメーミチ広場で行われる真栄里大綱引きは、東村(アガイマールー)と西村(イリーマールー)に分かれ、両陣営が棒術や獅子舞で相手を威嚇し士気を高めます。その後、雄綱と雌綱がカヌチ棒で結ばれ綱引きが始まり、毎年勝者を決める伝統行事で、多くの人が来場し熱戦を見守ります。
開催場所:糸満市 メーミチ広場
公式ホームページ http://www.city.itoman.lg.jp/
*琉球夜祭/読谷村 (例年8月初旬~9月下旬頃開催)
14世紀頃の琉球王朝時代の街並みに、竹のアート、赤瓦に合わせた和風モダンでノスタルジックな空間、紅型模様で作る行灯篭、足元をほのかに照らす散歩道、光と反射で創る幻想的空間「ミラーボーラー」の作品のあたたかな光が、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
開催場所:読谷村 体験王国むら咲むら
公式ホームページ https://murasakimura.com/
2.ビーチでの水遊び
9月はまだ海水温も高く海で泳いだり、シュノーケリングやダイビングでカラフルなサンゴ礁や魚を観察したりすることができます。また、透明度の高い海での海中散策がおすすめです。グラスボートやシーウォーカーといったアクティビティを通じて、海底の美しい景色や海洋生物を間近で見ることができます。色鮮やかな魚や珊瑚の世界を楽しみましょう。
3.旬の食材を楽しむ
9月の沖縄では南国らしいフルーツや野菜などが旬を迎えます。フルーツはそのままの味を楽しんだり、かき氷やパンケーキにかけて食べたり、ジュースで飲んだりとさまざまなな楽しみ方ができます。ぜひお気に入りの食べ方を探してみてください♥︎
*シークヮーサー
沖縄の方言で「シー(酸っぱい)」、「クヮーサー(食べさせる)」の意味を持つ、柑橘類の一つ。太陽と山の恵みを受けて育った実は、刺身や焼き魚にかけたり、ジュースにしたり、かき氷やパンケーキのフレーバーや、ゼリーなどスイーツとしても人気のフルーツ。ビタミン類が豊富なので、夏の暑さに疲れてしまったときに積極的に摂取するとよいでしょう!
*グァバ
トロピカルフルーツの代表であるグァバは、ジュースやジャム、お菓子のフレーバーとしても人気のフルーツです。マルチな栄養が含まれていることから最近では、最近ではスーパーフードとしても有名で、美容と健康によいとされています。沖縄の強い紫外線で日焼けをしてしまったというときは、グァバを食べてみてくださいね♪
*四角豆
原産は熱帯アジアとされ、実の断面が四角形という特徴をもつ野菜で、沖縄では「うりずん豆」とも呼ばれています。天ぷらや炒め物、スープなどにも使われていて、サクサクとした食感と軽い苦味が人気の野菜です。
4.服装
9月の平均気温は27.6℃程度。最高気温は30.4℃。最低気温は25.5℃前後です。9月は1年で最も台風の接近が多くなります。8月より暑さはやわらぐものの、夏らしさは健在です。特に台風の切れ間は蒸し暑くなるので注意が必要です。暦の上では秋の9月ですが、厳しい残暑がまだまだ続くので、服装は夏服でOKです!ただし、9月は降水量の最も多い月でもあり、天気が不安定で急に変わることも。突然の雨にうたれて、体調を崩してしまわぬよう、雨具や羽織ものなどを用意しておくと安心です。
5.おすすめのハネムーンメニュー
旬の食材!シークワサーパークを楽しもう