海で遊ぶのもいいけど、生命の力が漲った木々の緑に囲まれた聖地も押さえたいところ。森の奥へ進めば進むほど神秘的な空間が広がっていて、洞窟の先にはパワースポットもあるんだって!せっかくだからガイドさんに森の中を案内してもらって、見どころを紹介してもらおうっと。それにしても、マイナスイオンたっぷり~。
緩やかな坂を下って行くと、早くも怪しげな洞窟が......。よーく見ると、洞窟内にはパラソルがいっぱい並んでいます。このパラソルの正体は、ガンガラーの谷に併設するケイブカフェ。ときには、ライブなどが開かれることもあり、不思議な雰囲気の中でイベントを楽しめます。せっかく訪れたからには、カフェでまったりしたいところですが、このあとも予定が詰まっているので次回の楽しみにとっておくことに。さっそく、今日のガンガラーの谷ツアーをアテンドしてくれるガイドさんと挨拶を交わし、テントの下に移動したあと、この地に眠っていた港川人、鍾乳洞形成についての説明を受けました。真剣な眼差しで説明を聞く3人娘。説明も終わったところで、いよいよ森の中へ。何が待ち受けているのでしょうか?
さきほどのガイドさんの説明も入れると、ガンガラーの谷ツアーの所要時間は約1時間20分。自然豊かな森の中を、距離にすると1kmほど歩くのだとか。途中、アップダウンもあるということで、3人娘と共に歩きやすい履物でツアーに参加しました。よっぽどの悪天候にならない限りは、通常通りツアーを行っているガンガラーの谷ツアー。雨の日も楽しめるのが、うれしいですね。さぁ、さきほどまで暗かった洞窟を抜けると、そこには映画に出てきそうなジャングルが出現!3人娘の背丈をはるかに超す木々をはじめ、亜熱帯特有の植物が青々と茂っています。ここでは、ガイドさんによる植物の説明も。大きな葉を見つけた桃さんは、「『となりのトトロ』に出てくる葉っぱみたい。大きい~!」と、記念撮影をしていました。
1万8千年前の人類「港川人」居住跡の発掘が行われているガンガラーの谷は、歩けば歩くほど、神秘的な世界に足を踏み入れているような感覚になります。生い茂る木々、鳥のさえずり、葉を揺らす風の音、緑の間から降り注ぐ光......を感じながら進んでいると、太古へとタイムスリップしたかのように錯覚するのです。そんなことを考えていると、新たな洞窟が出現!どうやら、鍾乳洞のようです。この先は真っ暗ということで、ガイドさんに続いて、クロさん、よっこさん、桃さんが、ランプ片手に奥へと進んで行きます。この奥にある鍾乳石こそが、パワースポットとして崇められている「種之子御嶽(サニヌシーウタキ)」。予想外の鍾乳石に、困惑した様子の3人娘でした。どんな鍾乳石かは、行ってのお楽しみ!
ランプを置いて洞窟から出ると、次なるスポットに向けて出発。楽しいガンガラーの谷ツアーも、いよいよ後半です。山道を登り、トンネルを抜けると見えてきたのは、天へと伸びているかのような大主(うふしゅ)ガジュマル。これには、3人娘も圧倒された様子で、クロさんが「うわー、大きい!」と思わず声を発すると、その場に立ちつくし茫然と大主ガジュマルを見つめていました。この大主ガジュマル、なんと樹齢150年なのだとか。垂れているのは全部根っこで、その長さは15mほどになるそうです。ガジュマルといえば、幸せを呼ぶ木として有名ですが、ここまで大きいと幸せを運んでくれそうな気がしますよね。撮影が終わると大主ガジュマルに優しく触れ、この場を去りました。幸せは訪れるのでしょうか。
迷路のような道を進んでいくと、高台に通じる階段を発見。どんな景色が見えるのかワクワクしながら、一歩ずつ階段を上がって行きます。登り切った先に見えたのは、さとうきび畑と太平洋の水平線。そして、港川人の遺骨が発見された港川フィッシャーでした。さて、高台からの景色を見終わると、最後の目的地「武芸洞」へ。ガンガラーの谷ツアーいちばんの見どころとなっている洞窟の入口からは、約2000年前の縄文末期の石棺墓と人骨が発見されています。古代人が歩みを遂げた同じ場所に、私たちも時代を超えて立っているというのは、なんだか不思議なものです。ラストは洞窟内に用意されたイスに座って、ガイドさんの話に耳を傾け、港川人についておさらいをするとツアーも終了。
沖縄県南城市玉城字前川202 | |
098-948-4192(予約受付9:00~18:00) | |
予約受付 9:00~18:00 | |
ツアー出発時刻10:00、12:00、14:00、16:00 | |
大人2,000円/学生1,500円 ※その他団体割引などあり。詳細はHPで要確認。 ※当日のツアーキャンセルは、キャンセル料が発生します。 | |
なし | |
あり | |
http://www.gangala.com |